善因善果と追善回向

私たちは、自分が何処から来たのか、何処へ逝くのか分かりません。

 でも、物事には必ず原因と結果があります。
生まれるには原因があるのです。

 生まれたら、色々な経験をして、考え、行動して生きていくのです。
 この、行為、言葉、想いが、人に伝わり、自分の心に刻まれます。
 これが原因となって、次に自分に結果をもたらします。
 今の嬉しい感じ、いやな感じもその結果の一部です。

 そして、生まれたものは必ず変化していきます。
 身体も、感覚も、想いも、必ず変化しています。
 どのように変化していくのか?
 一番影響が大きいのは自分の心です。

 「すべての物事は心から生まれます、もし悪い心で考えたり、話したり、行なったりすれば、苦しみはいつまでも自分に付きまといます、荷車の轍が続くように」  法句経より

 だから、人に見つからなくても、人が気がつかなくても、自分のしたことは原因として刻まれて、必ず後で結果として現れます。

死んだからといって、結果から逃げられないのです。
必ず生まれることの原因を今、作り続けているのです。

だから、今、行うべきことは決まっているのです、悩む必要は無いのです。

「人として生まれたのなら、たくさんの花を集めて多くの花飾りを作るように、多くの善いことをしよう」   法句経より

この善いことは原因となって、どんな形であれ、よい結果として自分に返ってきます。

しかし、敢えて、「この自分に返ってくる善い結果を、私は要りませんからあの人に差し上げます」と宣言することが「追善回向」ということなんです。

「この善い行ないによって積まれたこの功徳を、一切の生き物に回向します、この功徳によって、すべての生きとし生けるものが幸福に暮らせますように」と。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。